介護福祉士実務者研修は、より質の高い介護サービスを提供するために、コミュニケーション技術から医療的ケアまで、実践的な知識と技術の習得を目的としており、介護の専門家として高いスキルを身に付けることができる講座です。また、介護福祉士国家試験を受験するために修了が義務付けされた必須の研修です。
学習科目
*保有資格のある方は、履修科目の一部が免除されます
学習形態 | 科目 | 介護職員初任者 研修修了者 |
ホームヘルパー 2級修了者 |
ホームヘルパー 1級修了者 |
介護職員基礎 研修修了者 |
無資格の方 |
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自宅学習 (eラーニング) |
人間の尊厳と自立 | ○ | ||||
社会の理解Ⅰ | ○ | |||||
社会の理解Ⅱ | ○ | ○ | ○ | |||
介護の基本Ⅰ | ○ | |||||
介護の基本Ⅱ | ○ | ○ | ||||
コミュニケーション技術 | ○ | ○ | ○ | |||
生活支援技術Ⅰ | ○ | |||||
生活支援技術Ⅱ | ○ | |||||
介護過程Ⅰ | ○ | |||||
介護過程Ⅱ | ○ | ○ | ○ | |||
発達と老化の理解Ⅰ | ○ | ○ | ○ | |||
発達と老化の理解Ⅱ | ○ | ○ | ○ | |||
認知症の理解Ⅰ | ○ | ○ | ||||
認知症の理解Ⅱ | ○ | ○ | ○ | |||
障害の理解Ⅰ | ○ | ○ | ||||
障害の理解Ⅱ | ○ | ○ | ○ | |||
こころとからだのしくみⅠ | ○ | |||||
こころとからだのしくみⅡ | ○ | ○ | ○ | |||
医療的ケア(通信) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
自宅学習科目数 | 10科目 | 11科目 | 1科目 | 1科目 | 19科目 | |
スクーリング | 介護過程Ⅲ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
医療的ケア(講義・演習) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
スクーリング日数 | 9日間 | 9日間 | 9日間 | 2日間 | 9日間 | |
受講期間 | 4ヵ月 | 4ヵ月 | 4ヵ月 | 4ヵ月 | 6ヵ月 |
※自宅学習はeラーニングにて行います。(パソコンやスマートフォンとインターネット環境が必要になります。)
研修修了の認定方法
- 履修すべき科目の自宅学習において、全ての評価が合格基準以上であること。
- 履修すべきスクーリングに出席していること。
- 介護過程Ⅲ:実技試験の評価が合格基準以上であること。
- 医療的ケア:喀痰吸引および経管栄養演習を規定回数実施し、評価基準に示す手順通りに行えること。
講師インタビュー
ひたちの介護福祉学院 専任講師
國谷 千春
介護教員・介護主任指導者/介護支援専門員・介護福祉士
専門的な知識・技術を身につけ、ご利用者さまの「こころ」に寄り添う介護者になってほしい。介護は、「その人らしく生きる」を支える仕事です。一人ひとり違います。だから専門職なのです。国家資格なのです。「なぜ」という根拠を示すことができる介護者になりましょう。やさしく接する「こころ」を大切にしましょう。そして、ご利用者さまもご家族も介護者も、地域の中で皆が笑顔で暮らすことが出来る社会になるよう、目標に向かって一緒に頑張りましょう。